アパートの地デジ対応工事1

アパートの地デジ対応工事その1

KCVのケーブルが入っているが

地上デジタルアンテナ工事生駒方向

5軒入居のアパートのアンテナ工事に行ってきました。

ここは、生駒方向に高速道路があるので、電波障害に伴う共同受信を行っていました。

只、阪神高速沿いの共同受信は、地上デジタル対応は行わない事が決定しているので、対応方法としては地上デジタルアンテナを新たに立てるか→
KCVタウンケーブル局と契約し地デジ信号を送ってもらう方法があります。

KCVと契約すると1軒あたり840円の月額利用料が掛かるのでKCVタウンケーブル局からの引込み線は2008年10月より順次無料で地上デジタルを送信するようになったそうです。早く解かっていればこの工事は必要ありませんでした。)アンテナを立ててみる事にしました。

生駒方向は写真の通り、高速道路が障害になっています。


地上デジタルアンテナ工事摩耶方向

サンテレビを受信する摩耶山方向は10m先に斜め方向のビル障害物、20m先にもマンションビルがあり障害物に囲まれています。

現在の共同受信は高速道路の電波障害でアナログ19chテレビ大阪はVHFの5chにアナログ36chのサンテレビはVHFの3chに変換して引き込まれているので、地デジアンテナで受信できれば、VHF/UHF混合で引き込むことが出来ます。


受信テスト

地上デジタルアンテナ工事テスト用アンテナ

早速、テスト用アンテナと計測器を使って受信状況のチェックを行います。

生駒方向はアンテナの高さを上げることで受信できることが確認できましたが、問題はデジタルサンテレビの26chです。


地上デジタルアンテナ工事アンテナ取り付け

生駒方向は3.6mのポールを使う事で、安定受信できるようになりました。一番レベルの低い18chテレビ大阪で59dBμです。5分配ならブースターが必要ですがOKです。

サンテレビ26chは写真の低いアンテナが最良ポイントですが、受信レベル49dBμ、BERが2×10E-3でした。

約2時間、受信ポイントを探しましたが、これだけBERが悪いとNGです。

結局、急ぐ仕事でも無いので、本日は終了です。

次回は指向性は広いが利得は小さいアンテナ、利得の大きなアンテナを準備して調査してみようと思います。


追記

この記事は内容が専門的になりそうなので続編は別ブログ→アパートの地デジ対応工事その2:サイト運営が楽しい電気屋さんの日誌にて続きを作成しました。

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