放送で「スカパー!」と言えばご存知の方も多いと思います。
スカパー!はこのCS放送のひとつと思っていただければ結構です。
「CS」と言う言葉の由縁は
CS=Communication Satellite(和訳して通信衛星)からの略称を用いています。通信衛星とは通信用電波の送受信が目的の人工衛星でその機能の一つとしてテレビ放送も行っています。
簡単にCS放送の歴史を図にしてみました。下の図をクリックしてください。
現在日本国内一般向けにCS放送を行っているのは
の2社のみです(実際は同一会社なのですが、放送チャンネルの差異とチューナー・アンテナの仕様が違いますので別扱いといたします)。
CS放送は1998年の段階でデジタル放送を開始しています。
BSデジタル放送が「高画質・良音質放送、双方向サービス放送」を重視しているのに対しCS放送は元々が有料放送を前提に開始しているため多チャンネルサービスを重視しています。
例えばスカパー!1に関しては150以上のTVチャンネルサービスが提供されています(ラジオチャンネルサービスを含めると200チャンネル以上になります)。 その中から視聴希望者は自分の見たいチャンネルに料金を払い視聴します。
地上波やBSではその公共性から放送する内容に偏向性を与えないように放送サービスが提供されています。その為、色々なジャンルの番組が放送倫理に則られてバランスよく放送されています。
CS放送の場合、料金を支払って観るものなので自分の気に入った同一ジャンルの番組を提供する「専門チャンネル」となっています。例えば、
など、24時間同一ジャンルの番組を放送しています。
例として面白いチャンネルとしては「京都チャンネル」(京都にまつわる番組主体のチャンネル)、「宝塚チャンネル」(宝塚歌劇の情報満載のチャンネル)、「サムライTV」(プロレス満載のチャンネル)など、まず地上波などでは出来ない番組構成です。
また同一ジャンルといえるかわかりませんが「ブラジルチャンネル」「スペインチャンネル」など外国単位の専門チャンネルもあります。
上記の通り殆どのチャンネルが共通ジャンルの番組を提供する専門チャンネルですので放送チャンネル単位での視聴契約が可能です。
さらに、「観たい番組プログラムだけお金を払って観る」=PPV(PAY PER VIEW)、「観たい日だけお金を払って観る」=PPD(PAY PER DAY)などの視聴方法があるのも特徴でしょうか。
このような多彩な視聴方法が取れるのもデジタル放送の特徴です。
上記のように、BS(NHK・民放)が画質・音質・データ放送の充実を目指すのは対照的に、CSは公共性にとらわれない多彩なコンテンツを武器に地上波・BSとの住み分けをしています。
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